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2010年11月4日木曜日

「バラク・オバマ民主党の大敗」と「菅直人民主党の大敗」


しばらく更新が滞ってしまった...読んでくださっている方には申し訳ありません。
言い訳ですが、なんだか分からないけど忙しくて(笑)

さてさて、本日の話題は遠くアメリカで起こった「民主党の大敗」と言う“事件”です。事業仕分けを期待していた人がいたら本当に申し訳ないですが、あまり興味がないので^^

今回のアメリカ中間選挙の結果が、日本での2010参院選の結果と良く似ているのに対し、その経過は決して似ていない――そう思っているのですが、みなさんはどのように感じられたでしょう。

確かに似ている点もありますけどね。順を追って見てみましょう。

ところでアメリカの先の大統領選の時点では『国民皆保険制度の導入』などの主要な政策・方針が、有権者の興味の対象ではなかったように見受けられます。オバマ民主党不支持の理由は、1に「アメリカ経済の復調が見えない」こと、そして2に「国民皆保険制度そのものの是非」だったように記憶しています。オバマ民主党は初めからこれらの方針を掲げて選挙戦を戦いましたが、選挙から1年以上経って国民皆保険制度が批判の槍玉に上がったときには違和感を覚えました。

だったら初めっから「国民皆保険制度はイヤ」って言わんかい、と。

では日本を引き合いに見てみます。日本は数年前からマニフェストが選挙戦の目玉として取り入れられました。ですが、それを戦わせることで政治をブラッシュアップする当初の「マニフェスト選択選挙」の理念とは裏腹に、日本国民はあまりマニフェストに興味がありませんでした。言うなれば国民が民主党のマニフェストに賛同して票を入れたのではないと言うことです。その証拠に、マニフェストの修正もやぶさかではないと発言した新総理の菅氏にも批判があまり集まりませんでした。

確かにこのあたりは似ているような気がします。しかしここで指摘しなければならない大きな相違点があります。それはアメリカの共和党が盛り返した要因には、揺り戻しだけではなく「ティーパーティ」と言う大きな国民的運動があったことです。国政に関与すること、意見すること、議論することに、アメリカはためらいがない。

と言っても、これは逆に日本が政治について会合や議論を持つことに閉鎖的であることのほうが異常なのですが。

ともあれ、アメリカがまがりなりにも積極的に民主党を選択し、そして今回は逆に共和党を支持したわけです。
しかしながら日本は2009衆院選・2010参院選、いずれのときも国民的な運動が起きて勢力図を塗り替えたのではなく、あくまで現政権への嫌悪感や拒否反応から消極的選択として対抗勢力を支持したに過ぎません。

これには大きな違いがあると考えるのですが、みなさんはいかがでしょうか。

とかく日本は、高校生くらいから厭世的になり、それが卒業できないまま社会人になっているような気がします。何か話題があってもダメ出しばかりで建設的な意見がなく、しかもその場限りだから次回につながらない。もちろん国政の場にまで声が届くこともありません。

一昔前は、それでも家庭内で活発な議論がありました。しかし全共闘のような極端な発露があったせいで、日本はそういった議論をすることに臆病になっているふしがあります。

国旗を掲げれば右翼と見なされ、思想が赤ければ左翼と見なされ、日本はそのレッテル貼りにより政治的な言論を封殺されてきました。ですが私たちは生活していると、どこかで政治という壁にぶち当たることは間違いありません。そのたびに方向転換して当たり障りなく暮らしていては、いつか八方ふさがりになってしまいます。

たまにはその壁を叩いてみたりして、またはみんなとよく観察してみたりして、それが本当に必要な壁なのか検証してみることが、今までそれを避けてきた日本には必要なことなのではないでしょうか。

その壁は、押してたおしてみたらどこかへつながる架け橋なのかも知れませんし。

2010年10月17日日曜日

いわゆる「慰安婦問題」についての雑感

民主党が政権を取ったとき、こう思いました。
「あぁ、良くも悪くも『慰安婦問題』はこれでクリアになるな……」と。
民主党、公明党、社民党、共産党が「慰安婦問題の賠償を」と強固に主張し続けているのを冷ややかに見ていたのですが、これが現実のものとなってしまうであろうことに諦めにも似た悲喜両面の感覚が生まれたのでした。
ところでよくよく調べているうちに思ったのですが、外務省が非公開としてきた資料の中に「日本軍が強制的に慰安婦を徴用した」ことの関与を示す資料が政権交代後も一向に出てこないことは、強制連行肯定派にとっては誤算だったのではないでしょうか。
第二次世界大戦直後には現れず、終結して二十余年を数えて突如として登場した「強制的に徴用された慰安婦」は、やがて1993年の「河野談話」によって現実のものとなりました。しかしのちの国会(予算委員会?)などで強制性を裏付ける客観的な証拠がないことが指摘されたことから、当時の与党(自民党)内でも激しい追及があったそうです。

2010年10月9日土曜日

実在する「チャイナ・リスク」へのそなえは日本にないようだ

本題の前に、このニュースから...

中国がフジタ・高橋さん解放…拘束は中国人船長と同じ19日間
サーチナニュース 2010/10/09(土) 18:08
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=1009&f=politics_1009_005.shtml

河北省石家荘市の国家安全局は9日、軍事管理区に無許可で進入して撮影をしていたとして、身柄を拘束して取り調べを続けていた日本の準大手ゼネコン・フジタの社員の高橋定さんの「居住監視」を解く決定をしたと発表した。高橋さんは手続き完了後、「監視居住地」を離れたという。中国新聞社などが報じた。

海上保安庁が尖閣諸島沖合の日本領海内で操業し、同庁巡視船に自船をぶつけたなどとして、中国漁船船長を逮捕したのは9月7日。那覇地検が釈放を発表したのは同24日で、実際の釈放は25日未明。一方、高橋さんから「助けてほしい」との携帯メールがあったのは21日で、同日に身柄を拘束されたとみられる。釈放されたのは10月9日。

中国政府は、漁船船長の逮捕と高橋さんらの拘束は「無関係」と説明していたが、身柄拘束の日数は、どちらも「あしかけ19日間」となった。フジタ社員は当初4人が拘束されたが、3人は9月30日に解放された。1人だけ拘束を続けていた高橋さんを「拘束19日」で解放したことで、日本人の拘束は「報復措置だった」との疑いの声が、改めて高まる可能性がある。

中国メディアは、高橋定さんの「居住監視」解除について、事実だけを短く伝えた。(編集担当:如月隼人)

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転載終了

何はともあれ、解放は良かったと思います。個人的にはタイミングを同じくして「内閣官房報償費」(いわゆる機密費)からお金が支出されていないか懸念が残りますが。

独裁政権と言うと軍部が政治も掌握する軍事独裁政権が連想されがちですが、中国は中国共産党が軍部をも掌握するまさに「一党独裁政権」であることは、誰の目にも明らかなことです。対日のレアアース輸出を事実上規制していること、そして今回のフジタ社員の不当な拘束には法律によらない判断があり、中国共産党の指導部による関与していたものと考えられます。

法の裁量を超えた規範意識のない中国のふるまいは度しがたく、本来なら国際社会から孤立してもおかしくないものです。今でこそ人民元安や巨大市場から強気な態度を批判から守っていますが、これらの中国の強硬な態度は将来大きな禍根を残すことになるでしょう。一刻も早い民主化が望まれるところですが、中国は人権弾圧も非常に露骨で歯止めがなく、急激な変化は難しいのでしょう。


中国、民主派の行動監視を開始 ノーベル平和賞で緊張
共同通信 2010/10/09 19:29
http://www.47news.jp/CN/201010/CN2010100901000660.html


これらの弾圧は、北朝鮮が金一族体制の崩壊を最も恐れているのと同じく、中国共産党指導部が民主化をもっとも恐れていることの証左とも言えるのですけどね。

中国でノーベル平和賞を受賞した劉暁波と言う人物は、中国共産党がタブーとして国民から情報をシャットアウトしている「天安門事件」で功績を挙げた人物のようです。天安門事件と言えば当時は日本の報道でも流れたので30代以上ならご存知のかたも多いと思いますが、人民解放軍(国軍でもあるがもとは中国共産党の私兵)による凄惨な武力弾圧の様子を思い浮かべてしまいます。ノーベル平和賞受賞の知らせを受けて国際社会や各国の首脳は、中国への非難と劉氏の解放を求める態度を明確にしています。しかしながら日本政府は批判も解放要求もしておらず、弱腰どころか主体的・大局的な判断を失っていると言わざるを得ません。

レアアースに始まる貿易上の関係や尖閣諸島での主張の違いなど、今後、より複雑化・明確化していく日中の懸案事項は、中国の規範意識や自浄能力が結果を大きく左右することは間違いありません。日本はかつて「良識あるアジアのリーダー」としての役割を期待されていましたが、今となっては中国の巨大さに見る影もありません。この巨大で高圧的な隣人に日本がどのように関わっていくべきか、国家の大計となるその戦略を見つめなおす――あるいは一から構築しなおす必要があるのではないでしょうか。

天安門事件で思い出しましたが、中国がひた隠しにしたがっている近現代の凄惨な事件に「文化大革命」があります。そこからつい盛大な笑い話としてこの件を思い出してしまいます。

事業仕分けについて、当時の行政刷新相の仙谷氏の発言
「政治の文化大革命が始まったのではないかと――」

文化大革命を美談にしているこの発言は、不勉強極まりなく、しかも中国共産党の立場と同じであり、不幸にもこの武力弾圧で亡くなった人のことを思えば、政治家が口にしていいものではありません。日本が他国からどのように見られるか、それを考えただけでも仙谷氏の発言は軽率であったものと思いますが、みなさんはいかがでしょうか。彼を選出した選挙区には是非ともこの事実を議論していただき、政治家を選出することの重要さを改めて認識していただきたいと思います。

日中はこれから待ったなしの正直なぶつかりあいを演じていくことになります。

どうすれば日本が「良きケンカ相手」として中国と肩を並べることができるのか、私には皆目見当もつきません。しかし中国と対等に会話をすることができず、逆に卑屈な尊敬語でおもねることしかできないような政治家は、日中の健全な戦略的互恵関係にはむしろ逆作用を表すのではないでしょうか。

そして政治家は「家庭における父親」のような存在であることを自覚し、「家族」である日本人の国益を考えながらじょうずに他国とケンカしていってほしいものですね。

2010年10月6日水曜日

怒ること、しかることの違いが分からない大人へ


当方アラサーってやつです。
アラウンド・サーティ、つまり三十才前後ってことです。
仕事をしていてこの年ですと、しかるほう、しかられるほうと両方の立場でもあるわけです。それで要望と言いますか、しかられていて「あまり効果的なしかりかたではないな……」とか、「この人は何を言っているんだ?」と思うことがとみに多いので記事にしました。
要するに、しかりかたが『なっちゃいない』大人が多数散見されるのです。
もちろん、しかってる人に「あんたしかるの下手だな」なんて言えないわけですから、反感ばかりがつのります。これは何も、仕事中にだけ言えることではないと感じたので、せっかくだからまとめてみたわけです。
さて、では何を持って「良いしかりかた」「悪いしかりかた」なのか。
そんなの一言で表せないから困ったものです。
まずは具体例を例示していこうと思います。

  • 声が大きい
威圧的です。悪意の有無は関係ありません。
それと、見てて小沢一郎の恫喝会見と同じでみっともないです。
  • とにかく長い
これはおじさんおばさんの年代に多いですね。 話しているうちに最初に自分で言ったことも忘れるらしく、どれだけまじめに聞いていても同じことを2,3回言います。また、言われているほうも何の話だったのか、どこを指摘されているのか見えづらくなり、けっきょく解決しないことがあります。
しかも話しているうち、いつの間にか別の話題まで持ち出してきて、あまつさえそっちについて話しているうちにまた別の話にまで及び始め、あーだこーだと注文をつけ始める。ひとつ怒られると二つ三つと言うものですから、これはしかられてる者の士気も著しく損耗させます。
  • 説明する機会を与えない
何か理由があったのにそれを聞こうともしない態度は最低です。十分に釈明の余地を与え、しかも話の腰を折らずに最後まで聞いてあげましょう。そもそも全体を把握しないと適切なアドバイスをすることはできず、見当違いな注文ばかりになってしまいます。
  • 「前にも同じこと言ったでしょ」は禁句
以上3つは、特に小さな子どもを抱える若いお母さんに多いように見受けられます。
「前にも同じことを言った」のに解決していないのは、それは前述のいずれかをクリアしておらず、相手が納得していない可能性が高いです。また、「あんたも人の話を聞かないだろ」とか思われたらやっぱり不満ばかりになってしまうどころか、本当に人の話を聞かない人物だった場合にはそれを棚に上げているわけですから信用を失います。
特に小さな子どもは「言った」ことをいくつも覚えられません。また小さくなくても、言われるまで忘れている人も多いでしょう。一度「言った」ことを覚えるまで多少は根気がいるのは、どなたもたいていは胸に手をあてれば思い当たるはずです。

さて、ここまで書いていくとだんだん「効果的なしかりかた」についても、それぞれで見つけられたかたもいるのではないでしょうか。ここでは私なりの回答を示しますが、みなさんがそれに凝り固まることなく、自分なりの模範解答をいつまでも模索し続けることが一番重要なんじゃないかなと感じます。
総括すると、
  1. 何について指導しているのか(しかっているのか)、明確にすること。
  2. 相手に十分な説明(言い訳でも)の機会を与えること。
  3. 説明(言い訳)を途中でさえぎらないこと。
  4. 相手が言い終えても自分はすぐに話し始めず、続きがないことを確認すること。
  5. 一方的な通告にしないこと。
になると思います。
私なりの「しかりかたのルール」ですが、ひとつ共通点としていえるのは、相手のために「しかっている」または「諭している」のではなく、自分の感情のままに「怒って」しまっていると思うような効果が得られないと言うことです。これでは何のためにエネルギーを消耗しているのか分からなくなってしまいます。

日本の人口は純減に転じました。これから人口が減少していくに従い、職場の人間は減り、家庭もかつてと違って親と同居しなくなり、「しかりかたのお手本」はどんどん少なくなっていきます。また、近年から「ゆとり世代」が社会へ進出して「社会人」そして「親」になっていきます。だからこそ今、しかりかたはとても重要な日本のテーマになっていくものと確信しています。
だからと言って「効果的なしかりかた」をしていない人がいたら逆指導しろと言っているのではなく、これらの論考を踏まえて冷静に対処していくことが、もっとも賢いやりかたになるのかなと感じています。

2010年10月5日火曜日

小沢氏不起訴への検察審査会の議決の検証

昨日と今日で検察審査会の議決についての私の感想が少し違うので再度の掲載です。

私は検察の判断は「嫌疑不十分」による不起訴だと思っていたのですが、どうやら世間的な受け止めは違ったようですね。私はすでにその認識にいたってますので、昨日の時点で、「小沢氏の起訴」を命じた議決は順当なものだと表現しました。

いずれにせよ検察審査会は私とは少し違った観点から起訴するべきと判断したようです。まとめがあるので全体を把握している人はそこだけ読めばOKだと思います。全体を知らない人は、ぜひ最後までお付き合いください。

ところで裁判などでは勝敗だけが話題になりがちですが、実はもっとも重要なのは争点です。今回の検察審査会の判断に基づく「強制起訴」はもちろん重要ですが、それと同じくらい議決の内容も大切なので、きちんと目を通す必要があります。

まぁ後述に検察審査会の議決内容を転載してありますので、後ででも参考までにご覧ください。


ここでは議決に基づいて、公平・公正に順を追った説明をしてみようと思います。

最初に気になったのが、議決の項目第3-1で指摘されている「十分な再捜査が行われたとは言い難い。」という点です。一度目の検察審査会の「起訴相当」の議決を受けて検察が再捜査した内容を「形式的」として不十分としているのです。

おそらく再捜査の前、一度目の検察審査会のさらに前に行った初動捜査と同じ取り調べしかしなかったことを言っているのでしょうが、これは「もっと踏み込んで捜査しろ」と言っているのと同じでさすがに驚きました。

まだ捜査の余地があるかどうかについて、私の意見はありませんが、検察の捜査が不十分と口を出すことが一般人にできてしまうと言うのは少々不思議な気もします。

第3-2では石川被告の供述の信用性を検証しています。

要約すると、(1)「石川被告は小沢氏を尊敬しているので、真実を言って小沢氏の立場を危うくしてしまうことはあっても、嘘を言って小沢氏をおとしめることはないだろう」とし、小沢氏の関与を示した供述が真実であったと判断しています。

また(2)小沢氏へ相談したとされる時点での記憶がはっきりしないことについて、「詳細まで覚えていないのは、日常的な業務の一環だったから」とするのが妥当であるとも述べています。

第3-3で池田被告の供述について信用性を検証していますが、(1)と(2)は石川供述と同じようなことが書いてあるだけなので(3)だけ見ておけばよろしいと思います。


第3-4で小沢氏自身の供述の信用性を検証しています。

小沢氏が説明を二転三転させていることは別のところでお話した覚えがあります。

検察審査会も、(1)で「当初の説明は著しく不合理なものであって、到底信用することができないものである上、その後、説明を変えているが、変更後の説明も著しく不合理なものであって、到底信用することができないものである。」としています。

「小沢氏が本件4億円の出所について明らかにしようとしないことは、小沢氏に収支報告書の不記載、虚偽記入に係る動機があったことを示している。」と結び、続く(2)でも全面的に小沢氏の関与が認められるものだと断じています。

第3-5状況証拠は飛ばします。
第3-6でようやくまとめです。

先に嫌疑不十分という私の認識を述べましたが、検察審査会も「(検察が)嫌疑不十分に帰するとして、不起訴処分としたことに疑問がある。」と真っ向から否定しており、私の考えにも添うものでした。

最後の段落をそのまま引用すると、「検察審査会の制度は、有罪の可能性があるのに、検察官だけの判断で有罪になる高度の見込みがないと思って起訴しないのは不当であり、国民は裁判所によって本当に無罪なのかそれとも有罪なのかを判断してもらう権利があるという考えに基づくものである。そして、嫌疑不十分として検察官が起訴に躊躇した場合に、いわば国民の責任において、公正な刑事裁判の法廷で黒白をつけようとする制度であると考えられる。」

要約します。
「有罪の見込みがあるのに検察官の判断だけで起訴しないのは不当」で、「有罪無罪はともかく、可能性があるのだから裁判を通して明らかにすればよい」「(検察審査会は)検察が起訴するかどうか躊躇したときに国民の責任で裁判を開くものである」としています。

検察の限界をそれとなく指摘しつつ、それを是認し、なおかつ「だからこそ検察審査会があるのだ」と今回の起訴不起訴騒動を肯定しているのです。

これには目からうろこが落ちました。

「小沢は真っ黒だろ」との私の考えは未だに変わりませんが、反する「世論や報道がヒステリックすぎやしないか」との意見もあるのを、飄々と「じゃあやっぱり裁判起こせばいいよね」なんて言いながらかわされた気分です。

頭が冷めたのでこの件については一先ず一段落と言うことで、次の山場まで放置する決心ができました。この分析をしなければさんざんに「ほれ見たことか」と小沢派を批判するつもりだったのですけど(^ ^;)

今回の記事は単なる確認に過ぎないのですが、こういった作業をしないと真実が見えにくいと思ったので「めんどくさいだろうな……」と事前に思ったのですがとりあえず取り組みました。

みなさんの一助になれば幸いです。



ところで、小沢氏のニュースで詳細なものを検索しようとすると、必ずといっていいほど産経の記事がヒットするのはおもしろい……

【小沢氏「強制起訴」】第5検察審査会の議決要旨(上) 「十分な再捜査が行われたとは言い難い」
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/101004/crm1010041739026-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/101004/crm1010041739026-n2.htm
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/101004/crm1010041739026-n3.htm
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/101004/crm1010041739026-n4.htm

【小沢氏「強制起訴」】第5検察審査会の議決要旨(下) 「検察官の判断は首肯し難い」
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/101004/crm1010041814027-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/101004/crm1010041814027-n2.htm
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/101004/crm1010041814027-n3.htm
(いずれもMSN産経ニュース 2010.10.4より。以下に全文抜粋)

2010年10月4日月曜日

小沢氏強制起訴へ、検察審2度目の「起訴議決」

小沢氏強制起訴へ、検察審2度目の「起訴議決」
小沢一郎・元民主党代表(68)の資金管理団体「陸山会」の政治資金規正法違反事件で、東京第5検察審査会は4日、小沢氏を起訴すべきだとする「起訴議決」をしたと公表した。

議決は9月14日付。小沢氏は今後、東京地裁が指定する弁護士によって、政治資金規正法違反(虚偽記入)で強制的に起訴される。

最高裁などによると、昨年5月の改正検察審査会法施行後、起訴議決は少なくとも3件あるが、国会議員が強制起訴されるのは初。

第5審査会は4月、小沢氏を「起訴相当」と議決し、小沢氏を強制的に起訴するべきかどうかを判断する第2段階の審査を進めていた。

検察審査会法の規定では、第2段階の審査で11人中8人以上が「起訴すべきだ」と判断した場合に、審査対象者は強制的に起訴される。

第5審査会の審査対象は、陸山会が2004年10月に東京都世田谷区の土地を約3億4000万円で購入しながら、同年分の政治資金収支報告書に記載せず、翌05年分の収支報告書に虚偽記入したなどとされる容疑。

第5審査会は4月27日の議決で、陸山会の元事務担当者・石川知裕衆院議員(37)(起訴)が04年分の収支報告書の提出前に、小沢氏に不記載の方針を報告し、了承を得たとする供述調書などを、小沢氏の関与を示す「直接証拠」とし、全員一致で起訴相当と議決していた。
(2010年10月4日15時46分 読売新聞)


民主化された日本において順当な流れです
検察が踏み込めなかった「最後の聖域」ではないでしょうか

しかしこれに対して民主党内では「小沢派」「反小沢派」ではっきりと意見が分かれているのが非常におもしろいところです



検察審批判発言も、小沢氏支持議員の一部から

東京第5検察審査会が4日、民主党の小沢一郎元代表を起訴すべきと議決したことに対し、小沢氏を支持する同党議員の一部から検察審査会を批判する発言が上がった。

同党議員らで作る「司法のあり方を検証・提言する議員連盟」の事務局長を務める辻恵衆院議員は国会内で記者団に「制度自体非常に問題だ。何回回数を重ねて慎重な審議をしたのか極めて疑問だ。拙速に判断を下したのは極めて納得できない」と語った。

川内博史衆院議員も「審査会のあり方そのものについて、もう一度議論した方がいい」と指摘した。

郵便不正を巡る証拠品改ざん事件を踏まえ、「特に特捜案件はちゃんと調べないといけないのではないか。何が本当か分からない」とも述べた。
(2010年10月4日17時32分 読売新聞)

小沢氏離党必要ない、と側近の松木氏

民主党の小沢一郎元代表側近である松木謙公農林水産政務官は4日、小沢氏が「起訴議決」とされたことについて「本当に残念であり、遺憾なことだ。しかし、小沢氏は『国民の生活が第一』という政策を掲げて我々を指導してくれた人だ。これからもまた指導してほしい」と語った。

小沢氏の離党については「その必要は全くない。普通の起訴とは違い、無罪が類推されるような裁判になると思う。なるべく早く裁判を終えて、また一線で頑張ってもらいたい」と述べた。
(2010年10月4日17時39分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20100806-849918/news/20101004-OYT1T00951.htm

小沢氏「自ら身を引くべき」…民主・牧野氏

民主党の牧野聖修国会対策委員長代理は4日、東京第5検察審査会から2度目の起訴議決を受けた小沢一郎元代表の進退について、国会内で記者団に「自ら身を引くべきだ。それが出来ないなら、公党としてけじめを付け、離党勧告なり、除名になっていくだろう」と語った。
(2010年10月4日16時31分 読売新聞)



かつて社民党(当時のね^^)の辻元清美議員が鈴木宗男氏を「疑惑の総合商社」と言って厳しく糾弾しましたが、小沢氏にこそふさわしい名前ですよね

民主党の自浄作用に期待したいところですが、失政やスキャンダル、明らかな誤りに誰一人責任を取って議員辞職しないばかりかそもそも謝罪すらせず、しかもどこが悪いのかと開き直る始末ですからムリでしょうか

まぁ小林千代美氏がいましたっけ

それも北教組から(選挙事務所が)裏金もらって選挙活動し、それがバレてさんざん批判されてようやくの辞職なんですけどね
あまつさえ自発的な辞職じゃないし

小沢氏と言えば2chでこんなおもしろいコピーがありましたのでご紹介
ちなみに「コピペがあった」ってだけで真偽についてはご自分で確認してください


そもそも自民や自自公政権で小沢がやったことは、アメポチ(アメリカの犬)になり日米構造協議で630兆円! もドブに捨て 
全国津々浦々に無駄な空港や港湾、道路を乱造。 財政をガタガタにさせただけ。 
今の財政危機でも、票集めで年間6兆円! を無駄づかいし、少子化対策どころか景気対策にすらならねーばら撒きを強行。 

議員40年間、高額の血税をもらいながら、法案を作ったことがなければ閣僚経験も1度。 
政策研究会にすら出ず 「 カンがにぶりむしろ政局を誤る 」 と不勉強ぶりを自慢してきたバカ。
脱官僚(笑)とは真逆で、政策立案は、大蔵の斉藤事務次官 (現郵政社長) ら子飼い官僚に丸投げ。   
献金のカツアゲと組織票の一本釣りで放浪し、国会審議をサボりまくる。 

剛腕(笑)=数的プレゼンスを握ると要求を乱発する、横暴でKYな手法が反感を買い、政争で敗け党を割る。 
プロデュースした政権は、細川 ・ 羽田 ・ ポッポ内閣と全て短命で、半年でアボ~ン。 
選挙に強いと言われるが、09年衆院選と07年参院選以外に、こいつで勝った選挙はない。 
アカウンタビリティ(説明責任)皆無で、バツが悪くなると雲隠れするなど糞ガキ根性丸出し。

強欲だけは天下無双で、党の金と公認権だけでなく、全国の陳情まで独占し 「 コンクリから汚沢へ 」 を具現化。 
露骨な個所づけで、地方自治体の首長にミンスへ選挙協力するよう恐喝。 
田中角栄や金丸ですらクリーンに思える不正金脈 ( ゼネコン収賄嫌疑と政党助成金横領 )!! 

・・・ こんな憲政史上最狂最悪で、★道鏡の生まれ変わり みてーな汚沢の、一体どこが良いんだ? 


尖閣諸島に端を発した菅内閣の迷走ぶりを指して「菅にできなかったけど、小沢ならできた」 なんて意見がありますが、そもそも、一政権のピンチじゃなくて、国益が失われる場面において本当に対応できる能力があるなら、同じ与党なんだし、何かやってたろ^^

なお、民主党には小沢派に限らず「人材が豊富」(え?)ですので、その筆頭をご紹介させてください

まずは内閣の要石、官房長官の仙谷氏です


尖閣諸島漁船衝突事件 船長釈放について関係者から「官邸主導」であったとする声
(前略)
尖閣諸島沖で中国側の監視船とみられる船が活動していることがわかった。
仙谷官房長官は「(現在)2隻が、9月24日夕刻から尖閣諸島周辺の、これは接続水域内で、ここを徘徊(はいかい)している。こういうことはおやめになったらいかがですかと、やめてくれということを申し入れてあります」と述べた。
ガス田周辺で中国船確認=仙谷官房長官
仙谷由人官房長官は28日午後の記者会見で、東シナ海のガス田「白樺」の周辺で中国調査船の活動を確認していることを明らかにした。仙谷長官は「(ガス田の)掘削まで行っていると断定できる資料は今のところない」としつつ、「(調査船が)周辺にいらっしゃることは確認しているようだ」と語った。
(時事ドットコム 2010/09/28-17:45)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010092800763

【3邦人解放】「迷惑かけることがあったか確認」と官房長官
・仙谷由人官房長官は1日午前の記者会見で、中国側に身柄拘束された 準大手ゼネコン「フジタ」社員3人が解放されたことについて「フジタの社員が
『迷惑をかけて申し訳ない』と漏らしている。迷惑をかけ、拘束されるようなことが
あったという意味かを含めて確認したい」と述べ、事実関係の調査を急ぐ考えを
強調した。

また、依然拘束されている現地法人の高橋定さんに関し、「長い(中国滞在)
経験者で中国語に非常に堪能な方だといわれている。この人がキャップ的な
存在だったのかと思う」との見方を示した。


日本人相手には敬語じゃないんだな(笑)
「世間をお騒がせして申し訳ありません」って意味でしょ
なんでこの人っていつも中国人視点なんだろ

ご飯になったから今日はこの辺で^^)ノシ
連合ニュースより


今日の歴史(10月3日)
1274年:高麗・元の連合軍が日本撃退 

1953年:新刑法を公布・施行

1967年:浦項総合製鉄の起工式

1991年:北朝鮮の金日成(キム・イルソン)主席が中国訪問

2001年:国際民間航空機関(ICAO)理事国に選出

2005年:慶尚北道の尚州市民道場で圧死事故発生、11人死亡、96人が負傷

2006:北朝鮮外務省が「核実験をする」と公式宣言

http://japanese.yonhapnews.co.kr/society/2010/09/14/0800000000AJP20100914003300882.HTML




ちんみに聯合ニュースとは...
(wikipediaより)
聯合ニュース(れんごうニュース)は大韓民国を代表する通信社である。


まぁ、そんな国ですよ^^;