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2010年10月4日月曜日

国会議員票...


菅直人小沢一郎
国会議員票412(50.7%)400
地方議員票60(60%)40
党員・サポーター票249(83%)51
合計ポイント721(59.48%)491
()内は得票率

民主党代表選挙の結果は以上でした

民主党だけなので国民の直接の声ではないにしろ、党員・サポーター票の実に8割が菅氏の再選を支持していますが、国会議員・地方議員の票はその声とは乖離しています

正直、国会議員票がここまで拮抗したと言うのは驚きでした
菅氏は国政を進める上でこれを無視することはできないでしょうね

菅氏の政治手法を「自民党と同じ」などと小沢氏は言っていましたが、利益誘導型の景気対策しか思いつかない彼自身こそが「自民党と同じ」です
そこんとこマスコミには突っ込んでほしかったですね

それと「自民党と同じ」を毛嫌いする民主党ですが、そんなものを錦の御旗にしているようでは、政権交代前にずっと反対のための反対を繰り返していた頃と進歩がありません

たんなるセキツイ反射で政治をされたら困ります

自民党と同じだろうがなんだろうが、実行力のある政策を積極的に打ち出していってもらいたいものですね




豪腕に期待?

ところで小沢氏の「手腕」とやらに期待していた人たちは、彼のどこを見てそんなことを言っていたのでしょうね??

小沢氏は自民党時代もあまり表に出ることはなく(幹事長にまでなったのにせいぜい国会対策)、当時の自民党大物議員の腹心として選挙前や国会対策費に実弾をばら撒くぐらいしか功績はありません

民主党での幹事長時代、鳩山党首は総理として行政の長であり、党の実権は間違いなく氏の下にありましたが(鳩山氏に実権がなかった、のほうが正しいのでしょうけど)、そのとき何をやったかって軽く調べてみたんですが

・天皇特例会見
・官僚答弁の禁止(内閣法制局長官答弁だけかも)
・議員立法の禁止

くらいしかヒットしませんけど

「政治」の実績は皆目見当もつきませんが、「政局」については右に出るものはいないと思います(注:褒めてないですよ)

特にトラック業界、主婦層、農業従事者に訴えかけた2009衆院選マニフェストは大成功を収めましたね

ちなみにそれぞれ、高速道路無料化(トラック業界)、子ども手当て(主婦層)、個別所得保障制度(農業従事者)です

浮動票への露骨な「撒き餌」でしたが、予算措置のあてのない空手形に騙された人は多かったと思います(もちろん当時の与党への「嫌気」も相当あったはずです)

誤解を恐れず言いますが、特に一日ずっと農作業をしている農家の人たちは政治の良し悪しなど無頓着で、この個別所得保障制度に釣られた人は多かったはずです


ここまで書けばご賢察の方も多いと思いますが、私は小沢氏が嫌いです
反吐が出るほど嫌いです

なので次善の策として、菅氏の勝利を期待していました

菅氏には、政治や経済についての見識を深めるだけでなく、政局を見る本当の意味での実力をつけてほしいですね

菅氏、小沢氏、いずれが勝っても政変が起こるものと思っていたのですが、全く読みが外れましたね
小沢氏なら政権与党の座を失ってでもキャスティングボード目当てに党を割ると思っていたのですが(民主党の国会議員の半分が総裁選で約束されたわけですからね)

党内調整にあたることになる幹事長の座には、小沢氏に次ぐ規模のグループを持つ鳩山氏が本来なら有力だと思いますが、いかんせん氏は平和の象徴でしかなく、戦略や他人の関心には疎いので難しいところです

戦後で最も良き治世が求められていますが、あまり欲を言ってもないものねだり
まずは国政が停滞しないことを望みます

2010.9.14

刑場の公開と死刑の存廃議論

法務省 死刑の刑場を初公開

法務省は、死刑制度について国民的な議論を喚起したいとして、東京・葛飾区にある東京拘置所の死刑を執行する刑場を報道各社に初めて公開し、撮影を許可しました。

刑場の公開は、千葉法務大臣の指示を受けて行われたもので、全国に7か所ある刑場のうち、27日午前、東京・葛飾区にある東京拘置所の刑場の撮影が初めて許可されました。撮影は実際の死刑執行の手順に従って行われ、遺言の聞き取りなどが行われる「教誨(きょうかい)室」や、死刑の執行が行われる「執行室」など、関係する5つの部屋で撮影が許可されました。「執行室」で、死刑囚は赤い線で囲まれた「踏み板」の上に移され、滑車からつるされたロープを首にかけられたあと、踏み板が開いて死刑が執行されるということです。また、刑場全体は空調が効いており、香のにおいがしていました。法務省は、死刑囚の家族の心情に配慮するなどとして、情報の公開には慎重な姿勢をとってきました。刑場の公開も、国政調査権に基づいて過去に国会議員を対象に3回行われただけで、その際にも撮影は認めなかったということです。今回の映像の公開について、千葉法務大臣は「裁判員制度を実施していくにあたって、さまざまな判断をしたり、刑罰についての議論を深めるたりするきっかけにしてもらいたい」と話しています。刑場の公開について、全国犯罪被害者の会の岡村勲代表幹事は「公開の法廷で言い渡された死刑をどういう場所で執行したのか、刑場のことも含めて国民に公開するのは当然だ。ただし、死刑のあり方について検討する法務省の勉強会の中に絞首刑の場面を想像させることで、死刑制度の存廃の議論に踏み込むという考えがあるとしたら問題がある。死刑執行の手段と、死刑制度が必要かどうかという議論は別の問題だ。世論調査では国民の80%以上が死刑を支持しているし、被害者の遺族がいかに苦しみ続けているのかということに十分思いをはせて議論してもらいたい」と話しています。刑場の公開について、日本弁護士連合会死刑執行停止実現委員会の小川原優之事務局長は「刑場が公開されるだけでは『死刑はこれほど厳粛な場で執行されている』という印象だけを与え、死刑制度を維持するための情報操作にもなりかねない。死刑の存廃について国民的議論をするには不十分だ」と指摘しています。そのうえで「国民が望んでいるという世論調査の結果が制度を維持する最大の要因になっているが、死刑制度を検証するための十分な情報は国民に与えられていない。刑場が公開されたからいい、というとらえ方ではなく、死刑存廃の議論のために十分な情報が公開されているかという観点から考えていく必要がある」と話しています。刑場を報道各社に公開し、撮影を許可した理由について、千葉法務大臣は記者会見し、「裁判員制度の導入によって、裁判員の皆さんには最終的な刑罰に対する判断もしていただくことになる。どんなあり方がいいのか、議論する時期に来ている。皆さんが納得できる方向での十分な議論が行われるべき時期にきている」と述べました。

2010.8.27 NHKニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20100827/k10013605571000.html


死刑ってなんのためにあるんでしょうね

犯罪の予防のため
犯罪者に責任をとらせるため
犯罪被害者またはその遺族への配慮のため

いろんな側面があるように感じます

すくなくとも「国会議員としての信任(=参院選での得票)が得られなかったことの批判を逸らすため」に執行されるものではないです

今回、刑場が公開されたことで国民的議論は進むでしょうが、情緒的・感情的な議論にならないか心配しています

引用した記事中に日弁連に身をおく人間の発言があります
『死刑はこれほど厳粛な場で執行されている』という印象だけを与え、死刑制度を維持するための情報操作にもなりかねない

情報公開は大臣の公開指示に従って淡々と行われました
それが「情報操作に繋がる」なんて発言自体が情報操作にほかならないでしょう

特に法務大臣の千葉氏の発言「裁判員の皆さんには最終的な刑罰に対する判断もしていただくことになる」が、裁判員に死刑判決を出すことをためらわせることになるのではと強く懸念します

少し話がそれます


死刑は誰が判断するものか
それは私は、法が判断するものだと思います

検察官や裁判員は法に照らして、その量刑がどのくらいかを「確認する」
(日本の判例主義もその根拠を裏打ちします)

刑の執行に当たっては、絞首台の足場をなくすスイッチが1つ、それ以外にも2つの関係ないスイッチがあって、3人が同時にスイッチを押す

これも「誰が刑を執行したか分からなくする」と言うより、「誰も刑を執行しなかった」、つまり「法が刑を執行した」とするための措置だと私は受け止めます

千葉氏が「裁判員のみなさん」に限定して行った発言は不用意なものだと感じます
「国民の議論に資するため」に行われたはずの刑場公開が、みずからの死刑反対の立場からくるものではないかと疑念を抱かずにはいられませんでした


公開を受けて死刑の存廃議論は(政局にもよるでしょうが)加速していくことでしょう

社会党の流れを汲む人が民主党にはたくさんいて、「自分は社会の良心」みたいな立場で少数派の意見を国会に直接もってくるのが私には許せません

本来なら中立な立場から世論の形成、または醸成を目指すのが行政の役目

マイノリティな「社会派の活動家」に過ぎないはずが、国家権力を操作する立場にあり、あまつさえ世論を無視する形で死刑執行の書類にサインするのを拒んできた

国民的な議論がなされていないとの主観で死刑制度に疑問を呈しながら、実際には議論を誘発する方策をまったく持たずに放置した

イデオロギーの体現に偏重して国民の問題意識を育てることをせず、ただ手をこまねいているばかりでは政治の不作為に過ぎないでしょう

私は次のことに注意しながら、慎重に議論を重ねていくべきだと思います
・国民の意識と関心を高め、存続にしろ廃止にしろ外国や反対派に国民一人ひとりが説明できるだけの十分な知識を持てるようにすること
・存続の方向なら、冤罪がなくなる仕組みを確立すること
・廃止するなら、①死刑に変わって終身刑の創設をし、社会への影響をできうる限り最小限にとどめること、②被害者や被害者遺族が納得できる理由をきちんと用意すること、③(犯罪予防の側面もあったことから)凶悪犯罪が減るようなお一層の努力を払い、警察の警察権と司法の量刑を思い切って見直すこと


「世論が賛成している」は重要な要素ですけど、世界へ説明するには必要十分な理屈ではないですね

なんのために必要なのか、国民一人ひとりが考える時期が今なのかもしれません


ところでよく「世界的な流れで死刑は廃止の方向」って圧力がありますけど
「世界的に見て犯罪率が低い」日本がなんで他国からの干渉を気にしなければならないのでしょうね


2010.8.27

“後期”高齢者医療制度

65歳まで→前期高齢者
65歳以上→後期高齢者

(↑訂正。75歳以上ですね。偉そうにすみません)

この名称を批判していた国会議員は(一般人は知らなくても無理はないですけど)、国民の代表としてていどが知れていると思う


さて、「2013年度には廃止」する予定の後期高齢者医療制度ですが、大変興味深い中間報告がありましたのでツッコミ入れていきます

その前に社会で働くみなさん、特に自営業や公務員のみなさん
ご愁傷さまです


新高齢医療「75歳以上86%国保に」…中間報告

厚生労働省の「高齢者医療制度改革会議」(座長=岩村正彦・東大教授)は20日、現行の後期高齢者医療制度に代わる新たな医療制度の中間報告をまとめた。

新制度は〈1〉75歳以上の高齢者約1200万人(86%)は国民健康保険に、約200万人(14%)は企業の健康保険組合など被用者保険に加入する〈2〉国保の75歳以上の会計については現役世代と別に「都道府県単位」で運営する〈3〉医療費の1割を高齢者の保険料で賄う仕組みを維持する――等が柱だ。

ただ、新制度を運営する費用の裏付けとなる財政問題は中間報告後の検討課題として先送りされた。厚労省は今後、財政試算を会議に提出するが、試算の結果によっては制度設計が難航する可能性もある。

(後略)

2010.8.21 読売新聞 http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=29727


政権交代してから「○○は先送り」ってのが、とみに多いような気がします
官僚を悪とする論調もすっかり消え去りましたね

本題です

医療費として私たちが支払うお金って、二重ないし三重に払ってるって言ったら大仰でしょうか

①税として支払う
国民健康保険税、社会保険料(ほかにも政府管掌健保など)として、全国民が納付(ただし生活保護受給者を除く)

国民皆保険とは保険に「みんな加入している」より、「みんな支払っている」ってほうが意味合いとしては近いような...

②医療機関窓口で支払う
病気に罹ったとき、歯医者に通ったとき、窓口で支払う

③②で支払った金額の残り7割
医療費の7割分(人によって違う)は公費の投入として税金から支払われる

病院にはいかないで自力で治すって人も、少なくとも①と③で二重に支払ってるんです
しかも「公費」と一口に言いますが、これには国費、県費、市町村費が含まれますので、見ようによってはさらに増えます

こう悪意を前面に出して書くと、(同じ制度ではないにせよ)アメリカで国民皆保険制度を導入しようとしているオバマ大統領が強烈なバッシングを受けているのも頷けるでしょう

自由主義の風潮が強いアメリカですから、それも無理からぬことです

冒頭で「社会で働くみなさん、特に自営業や公務員のみなさん ご愁傷さまです」と述べましたが、皮肉を交えて説明させていただきます


後期高齢者医療制度のそもそもの目的は、まず間違いなく「若い世代の医療費と高齢世代の医療費を切り離すこと」でした

医療費を含んだ社会保障費が、毎年1兆円ずつ上昇する主な原因は、高齢者の社会保障費です

今でさえ社会保障費の過剰な負担で、若者が自由にできるお金が少なくなっている現状があり、後期高齢者医療制度による囲い込みをしなければ、将来的にはもっと負担が増大していくことが確定しているのです


上記の読売の記事の中でこう記述がありました

〈1〉75歳以上の高齢者約1200万人(86%)は国民健康保険に、約200万人(14%)は企業の健康保険組合など被用者保険に加入する

後期高齢者医療制度は官僚がその知恵を絞って作り出した“苦肉の策”だったでしょう
それを真正面から否定した民主党は、代替案として最高の案を作成する必要があります

まだ中間報告に過ぎませんが、この報告からはずれた路線に進むことはまずないでしょう

(1)を読み解くなら「老いも若いも仲良く負担しましょう」です
少子高齢化が進む日本において、人口比から言ってこれはおかしなことです

一所懸命に働いてお金を稼いで、源泉徴収票にあらわれる「社会保険料」の金額に愕然としたことはありませんか?

給料は変わらなくても年々上昇していく社会保険料ですが、今後はその伸び率がさらに上がって生きます

高齢者を切り分けなければもっと高い伸び率でしょう
まして「86%が国民健康保険」に加入となれば、その影響はとても高いものになります(逆に言えば企業の健保には14%だったのは企業の反発を少しでも和らげる意図があったのでしょうね)

またこの記事では触れていませんが、公務員はもともと切り分けられています(多分...)

役所や警察、消防などは、一般企業と違って派遣やアルバイトなどといった非正規職員(=国保や政府管掌健保)の比率が格段に少なく、そればかりか、オフィスの機械化(高度化)が遅かったためにやたらと職員が多かったのです

すでに大量退職の時代に入っており、公務員の数はすでに過渡期を過ぎています

役所の中には高齢者はいなくても、公務員の健康保険(=共済保険)はこれからどんどん高齢化が進んでいきますので、勝ち組は企業健保だけになりますね

今は就職においては公務員志向がすごいらしいです
市役所ですら倍率は20倍くらい?

しかし今後は、なんでも国家公務員給与が2割削減になるそうですから、倍率は下がりそうですね(国家公務員と地方公務員の給与は密接な関係にある)

ところで「公務員の給料は高い」って誰が言い出したんでしょうかねぇ
よく話題になる人事院のホームページにはこんなことが書いてあります



なぜか画像...A^^; 文字じゃないから添付に一苦労ですよ
これによると民間準拠が原則であるらしいのですけど、一体どういう統計から算出してるんでしょう

それは分かりませんが、おっさんばっかりの役所の平均給料は総じて高くなる傾向があることは、フェアに申しぞえる必要があると思います

あとは、「あんたの給料が低いんじゃねぇの?」くらいしか思いつかないですね
まぁそれも今後は給与が2割削減になり、共済保険料が割り増しになるのでは、優秀な人材は公務員ではなく大企業にだけ集中するでしょう

そうなったら官僚もアホばかりになるので、ようやく「政治主導」が確立するのでしょうね
当然、政治家がそれよりアホだとどうしようもありませんが


2010.8.21

議員立法事務費


まずね、議員立法事務費とはなんぞやと
正式には「国会における各会派に対する立法事務費の交付に関する法律」って言うらしいですけどね

これがどうも議員に個別支給されるのではなく、会派に支払われるんですって

で、民主党...と言うか小沢一郎氏って「議員立法」を禁止してるんですよね

まぁそれだけなんですけどね

法人税減税の大義

課題の方に書こうかと迷ったのですが、世相の寸断よりも個人の所感としての言葉が多くなりそうだったのでこちらにしました

法人税引き下げは日本を弱体化させる
JB PRESS 2010.8.7 http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/4159

毎度毎度JB PRESSは記事が長いので割愛 A^^;
先に言わなければならないんですけど、この記事の題に言う「法人税引き下げ=日本弱体」には、私は否定的です

ただ各論としては私の持論に近い部分が多かったので紹介しました
と言うのも、「さざなみ景気」と言われた時期も、リーマンショック後の時期も、景気の短観などで共通しているのが「家計の持ち直しが見られなかった」こと

主な理由は、①企業が持ち直しても景気の悲観から内部留保へ回されたこと、②株主からの要求が高じており株主配当へ回されたこと、などがあるように思います

この問題をクリアしていかないと、法人税を引き下げることに説得力はないと思います
それとも相対的な競争力の衰退だけを念頭に法人税引き下げを論じているのでしょうか

もしそうならいつまで経っても日本は外需頼みのまま、成長を続ける周辺国からずるずると置き去りにされていくのみです


要するに、

労組は働きなさいよ!
って思うわけです
と言うと労働組合に依拠しているようですが、私はむしろ労組は嫌いです

しかし政権交代以降、とみに政治との関係性を強めている連合(表向きはおとなしいもんですが)が何ひとつ労働者のためになることをやっていないのは腹立たしい

最低賃金1,000円なんて暴論を主張するつもりはありませんが(今年も例年通りの上げ幅になりそうですね...)、「有給休暇を気兼ねなく使える職場作り」(=体制作り)なら誰からも賛同を得られるんじゃないですかね

有給使い切る国の1位はフランス、日本は最下位ロイター 2010.8.10http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-16692220100809


GDPの成長やデフレの脱却のためには、労使の双方が真摯に本音でぶつかる必要があると強く思う今日このごろ

私は政府と連合の蜜月関係にばかり気をとられていますが、将来成長性の観点に立って言えば使用者側――つまり経団連には、将来的な内需の増進にもうちょっと責任をしょいこんでもらいたいものです


あ、別に言う必要ないですけど、経団連も嫌いです

2010.8.10

民主党が代表選で取り組むべきこと

9月の代表選に向けて動きがあるようです...

小沢・鳩山・旧社会党系の3派連携浮上 民主代表選 海江田万里氏を擁立か

民主党内で小沢一郎前幹事長と鳩山由紀夫前首相を支える勢力が連携を強め、旧社会党グループが同調する新たな構図が浮かび上がってきた。9月の代表選に向けた3派「統一候補」の一人と目される海江田万里氏は1日、出馬に含みを残した。3派が核となって多数派を形成すれば主導権を握ることも可能で、代表選を巡る動きが活発になってきた。

(後略)
2010.8.2 日本経済新聞
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819481E2E3E2E2E08DE2E3E2EAE0E2E3E28297EAE2E2E2


どうも違和感が拭えません
政権交代以降、民主党はとかく政局を念頭にした動きばかりで、何のために政権交代をなしえたのかと行動を質したいですね

菅内閣が発足した直後、内閣支持率がV字に回復しました
これは間違いなく、露骨な「小沢はずし」が奏功した結果だと、メディアを含め国民は受け止めました

菅氏は「しばらくおとなしくしていてもらいたい」と小沢氏に言ったのは、「支持率下落の一因はあなたです」と明言したのでしょう?

それが参院選に負けたとたんに「会いたいのに会えない」(最近になってけっきょく会えずじまいのまま断念)とは、ずいぶんと弱気になったものです

菅氏は9月の代表選への出馬に意欲を見せていますが、前回の代表選でいかにして、そして何のために代表の座に着いたのか、今一度思い出していただきたいところです

そして代表選ではぜひ、党員投票を取り入れていただきたい
また、徹底的な「小沢はずし」に取り組んでこそ、民主党の将来に資することを理解すべき

民主党は今、反自民で議員が構成されているのと同じく、選挙結果もまた反自民の国民から相当数の票が流れています

金権体質、自浄作用の欠損、一部の官僚による主導、それを嫌忌した国民が「政権交代」を選択したことを重々自覚するべきです

また野党時代に口を極めて与党を攻撃していたのですから、公正な「一般論」として、十分で丁寧な説明を心がけていただきたいですね


2010.8.2

2010.8.27
重大なことを失念していました

民主党代表選に党員投票を、と書きましたが、党員のほか民主党サポーターズなんてのも投票するんですが、民主党はいずれも国籍条項を設けていないんですよね

外国人の参政権がない現状で、外国人に党首(ひいては総理大臣)を決められるなんて、おかしいような
このおかしさは、外国人の参政権に関する議論に触れてきた人じゃないとなかなか伝わらないような気がしますが

まぁ、「日本は日本人だけのものじゃない」って臆面もなく言った人がこの前まで党首をやっていましたから、民主党にとっては望むところなのかもしれませんね

ところで代表選に外国人も投票できるって、菅氏と小沢氏のどちらに有利なんでしょうね
この代表選における・国会議員からの得票、・党員やサポーターからの得票、それぞれの結果で、私はまた民主党を見る目が変わるかもしれません

地域の役割と領分

また領分と言う言葉を使ってしまいました
使い勝手がいいですよね

さて、この話題は鹿嶋市HP「みんなの広場」にあった、住民体育祭についての書き込み(タイトル「年寄りだけで何とか・・・」)から、思うところあって取り上げました

体育祭に限らず、地区の行事への参加、若い人たちは消極的ですよね
かくいう私も、一応まだ30歳前なんですが

少し分析してみました

まず、若い人たちは地域コミュニティの役割を知りません
しかしイベントへの「参加義務」や地域によってはなんらかの「仕事」があって、とかくめんどう

まるで自分のメリットにならないのに、デメリット(義務・役割)ばかりが降りかかる
これではそっぽを向かれてもしかたないですよね


まぁ、体育祭に参加したってメリットなんてないんですけど

こう言うと「お前はどっち支持なんだ」と言われそうですが
メリットを感じないのにとにかく「出ろ出ろ(参加しろ)」と言われるのはシャクだと思ったんで、まずは若い人たちに同情しました

欲を言えば、若い人には「とりあえず参加して自分でメリットを見つけるもんなんだ」ってことに気づいてもらいたいところですが、全日本的に「めんどうなことは役所まかせ」「警察まかせ」の風潮があるので若人だけ責める気にもなれないわけです

で、問題なのは「出ろ」しか言わなかった人なんじゃないかなって思ったんです

地域コミュニティに協力することに魅力を感じられないのは、個人的にはそれを教えてくれる人がいないから分からない、だから誰かがめんどうだと言ったらそれだけが際立ってしまう

以前はひとつの家にじーさまから孫さままで住んでいて、地域コミュニティに参加することの意義が分からなければ教えてもらえたし、じーさまがいなくても近くに住んでる人から情報が入ってきました

今は「家族」も「お隣」も非常に狭くなっていて、誰かが言っていましたが「日本全体が今、とても『内向き』になっている」状態です

だから外のことに目を向けられず、地域コミュニティに参加することが億劫になってしまう

体育祭、それ自体に参加するメリットはないんですけど(せいぜい運動ができる、くらい?)いろいろな地区の行事に出ることによってまわりに顔を覚えられる

親しい知人が増える

そうすると、今この国が抱えている問題――私たちが日ごろから国に要求しているニーズに、地域が応えてくれるようになります
保育所が足りないこと
老人ホームが足りないこと
障害者施設が足りないこと
就職先が足りないこと
お金が足りないこと

全ての解決を国に求めていませんか?
地域コミュニティがしっかりしてくれば、なんでこれくらいのことが社会問題化していたのかと思えるようになるのではないでしょうか

「それじゃ何のために国に税金を納めているのか」

そう思う人もいるかもしれませんが、それは違います
今も昔も税金は納めていました

地域が解決できることを国に丸投げするから、社会保障費が毎年1兆円ずつ上昇、なんて事態に陥るのです


つまらない体育祭、けっこうじゃないですか
実際、好きに生きていてもつまらないことだらけですよ

内向きに生活していて体育祭に目も向けずにいたら、楽しいかどうかなんて分かりっこないです
それより経験のないことにどんどん参加してみてはどうでしょう

変な宗教に引っかかったりしなければ、たいてい良い経験になるもんですって
経験者がそう言ってるんだから絶対ですって

まぁやっぱり体育祭は、言うほどおもしろくないんですけど

新しい世界がひらける、なんて陳腐な言葉ですけれど、そんな言葉すら私は「故(ふる)きを温(たず)ね、新らしきを知る」ような毎日を生きています


おもしろき こともなき世に おもしろく
-高杉晋作の辞世の句と言われている言葉-


2010.8.2