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2010年10月4日月曜日

連合ニュースより


今日の歴史(10月3日)
1274年:高麗・元の連合軍が日本撃退 

1953年:新刑法を公布・施行

1967年:浦項総合製鉄の起工式

1991年:北朝鮮の金日成(キム・イルソン)主席が中国訪問

2001年:国際民間航空機関(ICAO)理事国に選出

2005年:慶尚北道の尚州市民道場で圧死事故発生、11人死亡、96人が負傷

2006:北朝鮮外務省が「核実験をする」と公式宣言

http://japanese.yonhapnews.co.kr/society/2010/09/14/0800000000AJP20100914003300882.HTML




ちんみに聯合ニュースとは...
(wikipediaより)
聯合ニュース(れんごうニュース)は大韓民国を代表する通信社である。


まぁ、そんな国ですよ^^;

大人がほしがる子ども手当

これほど問題の多い法令も珍しい

wikipedia「子ども手当法」から問題点を表題だけ出してもこれだけあります

  1. 財源の問題
  2. 扶養控除・配偶者控除廃止による負担増
  3. 受給対象外問題
  4. 海外に子供を残してきた外国人労働者にも子供の人数に応じて支給
  5. 国外の外国人に約10億円が支給される(日本に居住する日本国籍の子供でも両親が海外に居住している場合は不支給)
  6. 人数制限
  7. 不正受給防止策の問題
  8. 税金のばらまき
  9. 公平性
  10. 期間・金額の不足
  11. 年齢と学歴の混同
  12. マニフェスト・報道
  13. 行政機関
  14. 条文
  15. 出生月による格差

尖閣問題に不在の輿論

いやはや、尖閣諸島の問題は単純明快な要因がありながら、それをほうってボタンを掛け違えたままの迷走が続いていますね

正直、いつ武力衝突が起きるのかと恐々としています

尖閣諸島の領有権について、日中の主張と確定事項が時系列で記事にされていました
非常に参考になるので全文引用しておきますね


中国、台湾が一方的主張…尖閣諸島なぜトラブル
尖閣諸島は、沖縄県石垣市を所在地とする日本固有の領土で、政府は「領有権問題は存在しない」との見解を貫いている。

にもかかわらず、中国や台湾が一方的に領有権を主張して外交問題化している。

尖閣諸島は、石垣島の北北西約170キロの東シナ海に位置し、魚釣島、大正島など五つの島と三つの岩礁からなる。同県の統計によると、総面積は約5・56平方キロ・メートルで、河口湖(山梨県)ほどの広さ。現在は無人島だが、魚釣島には最盛期で250人が住んでいた。

政府は1895年、入念な現地調査を重ねて中国(当時は清国)の支配が及んでいないことを確認した上で、沖縄県に編入した。この時、清国からの異議はなかった。1951年調印のサンフランシスコ講和条約でも、日本が放棄した領土に含まれなかった。

尖閣諸島は72年の沖縄返還まで米国の施政下に置かれたが、中国や台湾はこの時も異議を唱えなかった。実際、60年代に中国や台湾で発行された地図にも日本の領土として記載されている、と多くの研究者らが指摘している。

ところが、中国や台湾は70年代以降、尖閣諸島の領有権を主張し始めた。その頃から、周辺に石油などの海底資源が眠っている可能性が取りざたされ始めたためとみられる。中国は92年に制定した自国の領海法で中国の領土と明記し、台湾は99年に領土として領海の基準線を定めた。

96年には、台湾と香港の活動家が尖閣諸島に一時上陸し、中国旗などを立てた。政府は領土管理強化のため、2002年に魚釣島など3島の民有地を借り上げる措置を取った。だが、04年には中国の活動家7人が上陸し、沖縄県警に出入国管理・難民認定法違反(不法入国)の現行犯で逮捕され、強制退去処分となる事件も起きた。

尖閣諸島をめぐるトラブルについて、政府は国際司法裁判所(オランダ・ハーグ)に提訴するなどの対応は必要はないとの立場だ。提訴すれば、領有権問題の存在を認めることになるためだ。

しかし、蓮舫行政刷新相が14日、「領土問題」と一時発言するなど、閣内の足並みも乱れがちで、「民主党政権の国家主権に対する認識不足が中国につけ入るスキを与えている」との批判が出ている。
(2010年9月23日12時04分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100923-OYT1T00240.htm



さて、今回はだいぶ長くなりそうですよA^^;

と言うのも、上記のとおり国際法上も日本の領土領海にほかならない尖閣諸島および周辺海域で、中国はあからさまに主権を侵害する行動をとっていながら、日本の外交と政治は有効打をうつどころか明らかに言行不一致の迷走を繰り返しています

有限実行内閣とは一体なんだったのか

明日の晩飯すら左右する直截的な国益が目の前で心もとなく揺れていることを、不安を煽るのではなく、公平な視点から指摘したいと思います

早速話に入る前に、民主党の擁護者が必ず「今までの自民党だってどうのこうの」とワケの分からない言い訳をするのを、事前に予防線張っておこうと思います

かつて小泉自民党時代にも尖閣諸島に上陸した事件があったのは、上記引用でも指摘があるとおりです

そのときの対応が「即時国外退去処分」だったことを挙げて「自民党だって同じ」などという論がありますが、前回と今回では明らかに違う点がいくつかあります

・前回は「不法入国」
よって今回の「公務執行妨害」とは抵触する法律が違う

・今回は「超法規的措置」による釈放
日本の司法権は独立しているはずで、法にのっとれば本来なら起訴するはずだった

外交配慮で釈放、「超法規的措置」指摘免れず

「容疑が明確なのに起訴しないと、刑事司法がゆがめられた前例となってしまう」。

外国人捜査の経験が長い警察幹部は、●其雄せんきゆう船長(41)の釈放について、そう述べた。(●は「擔」のつくりの部分)

今回のように逮捕、送検された外国人が、外交上の配慮で起訴前に釈放されるのは極めて異例だ。●船長は那覇地検の調べに公務執行妨害容疑を否認しているとされる。那覇地検は「任意捜査を継続している」とするが、このまま釈放、帰国となれば、事情聴取は不可能となり、捜査は事実上、終結することになる。

2004年3月、中国の活動家7人が尖閣諸島・魚釣島(沖縄県石垣市)に不法上陸し、沖縄県警が入管難民法違反で現行犯逮捕した事件では、7人は送検前に強制退去処分となった。同法65条の「他に罪を犯した嫌疑のない時」に限ってできる警察から入管への引き渡しを特例適用した。「捜査を尽くさずに送還したのは不適切」との批判は出たが、捜査幹部は「釈放の根拠は明確だった」と振り返る。

今回の事件で海保は、●船長について、日本領海で不法に漁業を行った容疑でも調べを進めていた。捜査を徹底せず、不明確な根拠のままで釈放を決めたことに、日本側の“超法規的措置”との指摘は免れない。
(2010年9月24日22時14分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20100924-728653/news/20100924-OYT1T01001.htm
(本当はもっとあるけど)以上のことから「自民党だって同じ」ではありません

これまで政府は「尖閣諸島に領有権問題は存在しない」と一貫した態度でした
自民党に責任の一端があるという主張には無理があります


ちなみに民主党の松原仁議員は「自民党時代をへて尖閣諸島の問題、長いこと放置してきたことのつけだ」(J-CASTニュースより)とも発言していますが、民主党は早いとこ「自民党が」と責任転嫁する以外に論法を用意してください
そもそも民主党のやったことに対して批判があったとき、必ず出てくる「自民党と同じ」などというくだらない論調は言い訳にもなりません

なぜなら(前にも述べましたが)、政府民主党は国民に対して説明する義務があるので、論点ずらしをして国民に納得してもらえるなんて思っているのだとしたら、それは日記にでも書いておけばよろしい

公式に言い訳することの愚に気づかない彼らは、やはり未だもって野党気分であるとのそしりは免れません



本当に「政治決着」を図ったものではなかったか


ようやく本題に入りますが、先に述べたような「超法規的措置」をとった背景が検察側の政治的配慮とされていますが、果たして地方検察庁がそんなことをするのでしょうか

日本の司法は独立している
そんな確信が揺らいだのは初めてのことでした
総理や外相を含め、あれだけ政府が「日本の法律に則って粛々と対応する」と言っていたのが、一転して(処分保留のうえではあるが)釈放になったことは腑に落ちません
産経新聞などは釈放直後から「官房長官が関与した」と断定して記事を書いていますが、その根拠は政府筋の話としているだけで少々論拠に乏しいです

そこで私はきちんと新聞記事になっていることから――表ざたになっていることから――順を追って検証してみたいと思います

釈放直後の政府の話で、
船長釈放を発表した24日、首相官邸には楽観論が満ちていた。政府筋は「中国の反発は一気にしぼむはず」と語り、首相側近は「この先の中国の動きを見て評価してほしい」と自信たっぷりだった。 

とありました(記事①読売新聞2010.9.27)
この引用記事と同じ政府筋情報とやらは、毎日新聞(2010.9.25)にもあります

「今回は『検察判断』という建前を使わざるを得ない。これから数日間の中国側の動きをパッケージでみてほしい首相周辺は24日、那覇地検の決定が首相官邸サイドの政治判断に基づくものであり、中国側と水面下の調整に入っていることをにおわせた。

この時点ですでに政府の関与があったことは遠まわしながら新聞社も肯定しています

そして同会見の中で「ニューヨークにいる菅直人首相には連絡したのか」との記者からの質問にまず以下のように答えました(時事ドットコム

首相の秘書官室から、秘書官には連絡したと思う。首相には既に連絡が届いているということだ。

どこの記事だったか忘れましたが、初め「4,5時間くらいには連絡が行くと思う→(政務官だか誰かにメモをもらう→)すでに連絡がいっているとのことだ」って記事がありました

いずれにせよ超法規的措置の行使について、菅氏が最終的な判断をしたのではないことがうかがえます

同じく外相として外遊中だった前原氏も同様のことでしょう
なお釈放の前に法務相の柳田氏が、仙谷氏の昼食を中断させて一時間ほどの会談を行ったという記事もあり、仙谷氏が中心人物であることは間違いなさそうです
地検の発表前に仙谷氏は柳田氏と官邸で会談している→MSN産経ニュース


情報源がないこんなのもありましたが、読売だけの記事だったので参考までに
いらだつ首相「超法規的措置は取れないのか」(2010年9月25日 読売新聞)


どうあっても総理官邸の関与を自身らは否定したいようですが、少なくとも那覇地方検察庁から政府へ「相談」はあったはずです
「釈放という超法規的措置」を検察庁が独断で行うとはまず考えられないからです
地検の釈放の会見で日中関係への配慮があったと説明がありましたが、政府筋からなんらかのアドバイスがあったのは明白でしょう


ちなみに、万が一にもありえない話ですが仮に検察庁の独断だったとしたら、
・地方検察庁の越権行為で処分されるべき
・今も中国に滞在する多数の日本人が同様に逮捕されることを考えたら、日本は何もできないことになる

と言う点も看過できない厳然たる事実であることは言うまでもありません



超法規的措置の目論見は


読売新聞の先述の記事に
首相側近は「この先の中国の動きを見て評価してほしい」

とあることからも、日本は外交カードとして釈放したことが読み取れます

しかし
「政治決断」は外務省幹部らにも事前に相談されていなかったため、結果的に「首相らは中国側と落としどころを調整せず、根拠なく事態が収拾すると楽観していた可能性が高い」
(同記事)

などと一手先すら読めていない稚拙な交渉を露呈させています
どこまでも救いようがありませんね

仮想敵国が頭に存在しない政府であることは以前から感じていたのですが、

まさか仮想友好国を勝手に想像(創造)するようなバカげた政府
だとは思ってもみなかったです

日本国民がいかに平和ボケしていても、政府は常に最悪の事態を想定することは、安保や防衛以前に最低限の国益を保つために必要な視野です

そうでなければ国益を無為に損なう結果にしかならないというのは、国民の代表であり知識人として国政を担う者にはあってしかるべき基礎知識です

その教訓として今回の件は好例でしょう(けして好ましくはないが)


東シナ海ガス田「白樺」の共同開発交渉を目前に控えていました(そもそも論で言うなら、日本の領土である海底資源をなぜ中国と「共同開発」なのか)

このタイミングで中国漁船が問題行動を起こすことは、この交渉が再開することを先延ばしするためだったと見るのが妥当な線です

中国が「白樺」掘削か 東シナ海ガス田日本経済新聞2010/9/24


中国が言わば戦略的に問題を起こしていることは、南沙諸島における機会主義的な軍事行動などを見れば十分に考えられるシナリオです

それに引き換え日本政府は相手の善意を期待して反日感情が収束を見るものと勝手に判断したばかりか、それが裏切られても何ら手を打つことができないダルマ状態です


尖閣諸島の次は、沖縄領有に照準合わす中国 上海万博後に軍事行動に出る危険性も

同JBPRESSから引用(中国の示威行為にしびれを切らす米軍より)
2003年11月 中国海軍ミン級潜水艦が大隈海峡を浮上航行
2004年11月 中国原子力潜水艦が沖縄近海の日本領海内を潜没航行
2006年10月 中国ソン級潜水艦が沖縄近海で米空母の近傍に浮上
2008年10月 中国ミサイル駆逐艦など計4隻の艦隊が津軽海峡を通過して太平洋に抜け、その後太平洋を南下して沖縄本島と宮古島の間を通過
2008年11月 別の中国駆逐艦等4隻が沖縄本島と宮古島の間を抜け太平洋に進出
2010年4月  中国ミサイル駆逐艦2隻、フリゲート艦3隻、潜水艦2隻、補給艦1隻など計10隻の艦隊が東シナ海から太平洋に抜ける海域で大規模な訓練を長期間実施

ほかにもあったような気がしますが、とりあえず補足として今年(H22)の6月末、7月上旬にも中国海軍の大所帯が沖縄と宮古島とのあいだを悠々と通過しています


特筆すべきは、この問題は尖閣諸島だけで終わるものではないのです

中国は戦略的見地から太平洋へ進出するシーレーンをずっと欲していますが、南沙諸島(スプラトリー諸島)や尖閣諸島、ひいては沖縄をも自国の領土としたがっているのはおよそ間違いないでしょう

歴史は取り返しがつきません
もし中国と戦争にでもなってしまったら、日本はどうなるでしょうか

日米安保があるから大丈夫?

ここにきて日本政府が日米安保について尖閣諸島も含まれるか確認し、含まれるからと安堵している記事がありますが、果たしてそうでしょうか

アメリカは必ず「日米安保に基づいて日本を支援する」と言います
その微妙なニュアンスに不安を覚えるのは私だけでしょうか

核の傘があるから大丈夫?

核戦争への抑止力にはなっても、普通の戦争や武力衝突の抑止力になるとは思えません


いっぺんやらせてみてください、なんて言って国民をそそのかし、いざ国政を握ってみたら、結局なんら信条のない三流政治、では国民は笑うことができません

そろそろ、「ではどうすればいいのか」を真剣に検討してまとめに入りたいと思います


国益を最大限に確保しながら
戦略的互恵関係から戦略的パートナーシップへ

中国は日本との関係を「戦略的互恵関係」にすると表現しています

しかし日本以外の、たとえばロシアとは「戦略的パートナーシップ」を結ぶとしています
これは互恵関係よりももっとずっと先を行く共存共栄の関係です

中露に問題がないかと問われれば、国境を接する我の強い国家同士ですのでないはずもありません

しかし日米の同盟が揺らいでいるのを幸いとばかりに、また対日圧力の一環として中露は接近をしています(ニュース検索「中露関係」)

ここで日本がとれる行動は、意外に多いです
それを私の個人的な希望を交えながら指摘します


・棄化学兵器処理事業からの撤退およびODAの停止
ってかそもそもなんで中国にODAが必要なのか、理解に苦しみます
日本はすでに(韓国にもそうですけど)戦後賠償を終えています

・旧日本軍遺棄化学兵器処理事業とは
簡単に言うと日帝が捨てて埋めたとされた化学兵器の処理を日本の拠出金で行いますよ、って事業
麻生なにがしが「日帝じゃなくてロシアがやったんじゃねぇか」と言って(実際に資料が出てきた)打ち切りにしたのを、民主党がまた復活させたとんでもない金額の事業です(聞くところによるとODA事業だったかな?)

あと2chなので裏が取れないのですが参考に
→【日中】「化学兵器は旧日本軍が遺棄」を覆す資料発見 日本が処理費用全額負担の根拠失う…防衛研究所 [11/30] (2007年11月30日の記事だそうです)

・民主党に人脈はないのか
「中国詣で」と大手新聞にすら書きはやされる「中国偏重」の民主党ですが、今回の件で「中国に対して」も「今までの内閣に対して」も、優位性を見せた部分はひとつもないです

と言うか「民主党でヨカッタ♪」と思ったことが一度もありません

・中国の情報網への介入
個人的にはこれが最も効果的ではないかと思っています

情報統制された中国は体制の不安定化を最も恐れています
いくつかの新聞記事では「中国首脳部は国内世論が中国共産党批判に転じるのを恐れている」から強攻策をとっていると報じています

私は必ずしもそうは思いませんが(強攻策は中国共産党の完全なる戦略だと思います)、中国の世論に働きかけるのは効果があると思います

中国は体制の安定化の一端に、国家として反日教育を行っている(「南京大虐殺」など誇張の極大化に見る反日政策は、中国共産党の体制を維持するための手段に過ぎない)のですが、そこを突くのです

中国は報道統制により「尖閣諸島は昔から中国領土」と臆面もなく教育しているのですが、それが事実ではない(=中国共産党が絶対ではない)ことを知らせるだけでも大きな揺さぶりになるのではないでしょうか

・海保の撮影したビデオを公開する
ただし中国は、そもそもあそこは中国の領海だと主張しているので争点が違うのですが、それでも、もとより日本の領海であることを併論しつつ「公務執行妨害」を世界へ主張し続けることで中国の国際的な孤立を演出できるのではないでしょうか

それに「開かれた政治」を標榜する民主党が公開しないのはおかしいと思います

・中国漁船は現在も操業
問題の領海では、今も毎日中国漁船が何十隻も操業を続け、海洋資源を根こそぎ持っていってると言われています
日本の領海だと主張するのと同時に、中国は係争中だと言うならば係争中の事案にもかかわらず勝手に操業しているのかという反論もできるのではないでしょうか

……話は変わりますが、この自称「船長」は船乗りにしては日に焼けていないな~
私なんかはうがった見方をするので、この船長(に限らず船員も?)は中国共産党の人民解放軍に籍を置く軍人ではないかと思うのですが


「外交とは机のしたでは蹴りあいながら机の上で握手をかわすようなものだ」
なんてのを聞いたことがありますが、それも否定できないひとつの側面だと思います

相手を全面的に信頼したり、善意を期待したり、あまつさえ対等ではない相手に「友愛外交」だなんてとんでもないことです

日本は一方的に蹴られ続けながら、やれ「戦略的互恵関係だ」とか、「東シナ海を日中友好の海にしよう」だなどとのたまいます

その融和志向は大いに結構ですが、現実が見えていなければただ一方的に搾取されるだけなのは、今回の件で少しは学んだことでしょう...か?

記事の最初に述べた単純明快な要因とは、言うまでもなく「尖閣諸島の領有権の帰属は日本にある」のを、中国が承知していないことです

だからお互いに「違法行為」と言い合っているのですが、国際社会はどう見ているのかよく分かりかねます

南沙諸島など、日本と同じく中国と領有権主張に食い違いがある国(南沙諸島周辺のフィリピンなど)は、きっと固唾を呑んでいることでしょうけどね

いや、腰折れしてしまった日本を思いっきり幻滅するどころか、悪しき前例を作ってしまったことに反感を持たれてもおかしくないですよね

ここからどうやって巻き返すのか、それとも泣き寝入るのか、大変な見ものです



……いやぁ、宣言?どおり長くなりましたね

ここまで読んでくださった方には、よくぞお付き合いくださったと謝意を申し上げます
今後はもうちょっとおもしろい記事を取り上げられたらいいなぁなどとアンテナを広げつつ、希望的観測に基づいて日夜パソコンを叩き続けますので、どうぞ末永くお付き合いください


さて、中国詣でを指揮した中国大好きな小沢一郎氏が不気味な沈黙を保っているのを邪推しながら、民主党には今まで以上に発破をかけていきたいと思いますので、みなさんもチラ見しながらときどき思い出してくださいね~

2010.9.27

農業は日本を救うか

このタイトルの記事を書こうと思ってから、農業に関するニュースや個別所得保障制度についての情報に周波数を合わせていました

個別所得保障制度は、前回の池上彰氏の「学べるニュース」でも取り上げられていましたが、重要な視点が抜けていたので少々不完全燃焼ぎみに思っていましたので、本腰をあげてまとめたところです

さっそくですがお話しさせていただきます

政権交代に貢献したとされる文字どおりの「票田」である農家の方が一人でも多くこの記事に触れ、このタイトルに対して自分なりの答えを見つけてほしいと思います

もちろん「お国のために土いじりをやってんじゃねぇよ」って方もいると思いますが、仮に生業が傾国の道筋を描いているのだとしたら、いかがでしょう

断言するわけではありませんが、専門家も指摘する個別所得保障制度の矛盾点について、説明させていただきます

国は日本の低い食料自給率を引き合いに農家への補助を行ってきました

古くから続いてきた「減反政策(田んぼの作付面積を縮小する政策)」と引き換えに補助を続けてきたことは、「ばら撒き」ではあったことも見過ごせない事実ですが、そうしなければ米が大量に作られて値段が暴落し、農家の収入がなくならないようにするためのものでもありました

ちなみに話の本筋からはそれますが、野党が農家への手厚い保障(補償か?)を「ばら撒き」として非難してきたことは、忘れるわけにはいきません

その非難が契機かは分かりませんが、政府は戦中から続く農家への「ばら撒き」の幅を徐々に縮小していきました

票田を狭めるような、みずからの首を絞める「農地集約」を進め、農業の効率化をなかば強制的に求めてきました

そこに目をつけたのが民主党の個別所得保障制度です

自民党が続けた「ばら撒き」を非難し続けた彼らが、こっそりと農家を集めてこの制度の説明会を開いていたというのだからあきれたものです

主食などまで外国に頼っている日本がいびつなのは認めます

ですが「農家が大事だから」と手厚く保障することが日本の食料自給率によい影響だけだと言うなら、それは賛同できません


個別所得保障制度は日本にマッチしない


食肉や穀物がEPAやFTAなどによって国家間で自由貿易化されると、国によっては暴動さえ起きることがあります

日本は「食糧(特に主食についての食料)」が不足したときに限って、外国からの輸入拡大を認めます

一時期「タイ米」の輸入がありましたが、食糧不足が起きない限り、基本的には日本の農家は外国の安い農産物から守られています

日本は先進国で諸外国と比べると相対的に人件費が高くつき、しかも小作農が多くて効率が悪いので、日本の農作物は国際的な競争力に欠けます

特に昨今の日本人は食べ物に限らず商品の良し悪しが値段でしか判断できないため、中国の安い人件費に裏付けられた冷凍食品は、調理の手軽さもあって市場をほぼ独占しています

これからはそうした国際競争に、日本の農業がさらされることも多くなるでしょう
そんなとき、個別所得保障制度で手厚く守られたいわば「温室育ちの農家」に、勝ち残るだけの実力は残っているでしょうか

しかも小作農から農地集約へシフトし始めていた日本の農業と、この制度は真っ向から相反するものでもあります

ちなみに農地集約とは意味が広範ですが、言ってみればこれは政府が農業の効率化を目指して導入したものです

小作農、つまり個人で小さな田んぼを持っていた人たちが自分で、または誰かにお願いして管理を行い、大型機械を導入し、アメリカほどではなくとも「大きな農家」になることで収益力を高めることが、日本の農家には求められていました

ところがこの制度の導入で、小作農の方たちは「補償がもらえるなら」と農地集約を拒み始めました
農地集約は急ブレーキがかかったのです

そうなるとこの制度は「農家の人たちのため」ではあっても、「農家以外の人たちのため」にはなりえません

後継者のいない農家、つまりこれは言葉を選ばずに言えば、将来性のない産業へ、大量の税金を投入することになります

公益性の問われる税金の使途に、農地集約ではなく個別所得保障制度があることに、私ははばかることなく正直に反対します


日本の農業、そして国民の、これから

ここで矛先が変わりますが、政見交代の前も後もコケにされ続ける農協には、もう少ししっかりとしてもらいたいです

ずっと農業を見つめ続けているわりには農業の将来についての議論に存在感がなく、まるで責任を果たしていないように見えます


最後に、かつてヨーロッパにあるどこかの国はその昔、国民の目を政治から遠ざけるために娯楽づけにして、放免となった政治は腐敗が進んだと聞きます

日本はテレビをつければ娯楽に満ちており、また個別所得保障制度だけでなく高速道路無料化や子ども手当てなど、補助金づけにもなろうとしています

自己責任論を政府が言うとバッシングを受けますが、全て国を当てにするのではなく、自分たちで自分たちをどのように育てていくのかが問われているような気がしました

農業のことなので、今日は真面目な話をしました


2010.9.14

次善の策に過ぎない政治

私は思ったことは口に出してしまう性分なのですが、文章を書くにあたっては頭の中でアレコレ考えてから取り掛かるほうが多いです

だいぶ前から感じていたのですが、確信したことを述べたいと思います

自民党の最大の失政は、野党を育てなかったことです
野党を育てなかったがゆえに、国民の政治の理解が乏しく、また投票率からも分かるとおり参画意識も薄い

どういうことか

野党を育てなかった、とは現在の民主党の無為無策ぶりを見ればおおよそ分かると思いますが、民主党に限らず建設的な議論を交わすための基本的な知識が(国民を含めて)この国になく、せいぜいが新聞のスキャンダルをそのまま国会ないし予算委員会などの各委員会に届けるていどのことしかできない野党(国民)を許してしきた、そのことが自民党の最大の失政だと思えてならないのです

そのことが現在の日本の迷走ぶりをきちんと国民が理解できていないことにも現れていると思います

すぐさま大問題に発展しかねない領土問題を抱えている日本が、安全保障の議論をないがしろにしていることを、同盟国のアメリカはもちろん周辺国は不思議に思っていることでしょう

そんな政治欠陥に、当の日本人はまるで気づいていない


自民党が先の衆議院選挙で大敗した理由は、国民に「自民党にお灸を据える」などという上から目線の意識が潜在化にあったと思います

自民党がダメだからじゃあ民主党に投票しよう、という政見のない「次善の策」からの、消極的選択です

もともと民主党は反自民連合としての性格が色濃く、党のカラーといえる「保守」や「リベラル」といった住み分けもされていないため、そういった意味では「自民反対票の受け皿」として十分な選択理由があったようにも見受けられます

しかし先に述べたように党としての定見がないだけでなく、自民党からの流出議員を無節操に登用するなど、国民の信任を裏切る行為も目立つ、そんな党を選択したのです

そして今、菅氏がダメだからと言って今度は小沢氏に鞍替えしようとしていることは、本当に苛立つほどの焦燥感を覚えてしまいます

民主党総裁選にあって小沢氏がテレビなどで雄弁を振るっていますが、自民党に所属していたときに知識の下地を培ったことが支えているだけです

菅氏は決して有能とは思えませんが、それでも小沢氏のあまりにもキナ臭い身辺情報は「菅がダメだから」と安易に転向できる次善の策ではありません



日めくりカレンダーのごとき政権 

安倍晋三政権の頓挫は、自民党内の調整が立ち行かなくなったことでした
そのことから、かつて官房長官として党内調整に功績のあった福田康夫氏が次の総理になりました
(前代未聞の調整型総理です)

やがてそれも行き詰まり、今度は麻生太郎氏が総理になります
政局より政策として解散総選挙に臨まなかったのは、英断だったとは思いますが今となっては自民党をさらに「ぶっ壊す」結果につながったと思います

実力者によるイス取りゲームに過ぎない、この日めくりで捨てられる政権に国民は嫌気が差しました

そこで国民に残されていたカードが「民主党」「公明党」ないしその他の泡沫政党しかなかったのは悲劇だったと思います

特に自民党は保守としての政党でしたから、そこから公明党に票が流れるのは考えがたかった
つまり民主党に自民党票が流れることは、今だから言えるけれど自明の理でした

そこで民主党の持つ危うさに気づいていれば、現在のような勢力図にはならなかったはずです

民主党は「国民の生活が大事」「クリーンな政治」をうたって自民党との違いを強調していましたが、私に限らず政治を少しでも知っていた人たちにとっては周知のとおり、内実は「自民党と変わらないもの」でした

その中でも、(「保守」とか「リベラル」とかはさておいて)大多数が国益のために政治を行っていた自民党を、侮蔑しながらでも叩きつづけてガバナンス(規律)を保つことが、最も現実的で冷静な判断だったと思います

今、自民党は疲弊しきっており、すでに政権の座に戻れるだけの勢いを失っています
ですので「また自民党に復権してほしい」とは口が裂けてもいえません

それに政治が止まったままなのに日めくりカレンダーだけが淡々とめくれて進んでいくことも虚しいと思います

麻生氏が総理だった自民党政権末期のころ、漢字の間違いすら「とりあえず叩いとけ」という世論があったのは、野党を増長させる要因のひとつだったと思います

日本人全員が、菅政権に是々非々で臨んでいくことが必要なのではないでしょうか


さて、いつもの皮肉を思い出しながら、まとめとこれからの課題を列挙します

今、取り組まなければならないこと、それは政治です
まかり間違っても政局ではありません

小沢氏の辣腕ぶりを指して「今の日本には彼のような政治化が必要だ」などという論調がありますが、私はきっぱりと否定します

小沢氏はそもそも、政局にしか興味がありませんでした
だから自民党を抜けてから、(ブランクがあったとはいえ)民主党に入党することも抵抗がありませんでした

資産の運用については造詣が深いようですが、関連して秘書が3人も逮捕されたり起訴されたり、また検察の捜査においても説明が二転三転したりと、法令遵守のための手順にはあまり興味がない様子

なにかと疑惑の多い小沢氏ですが、総務大臣の原口氏が彼を擁護して「推定無罪の原則が民主主義の鉄則だ」などと言っています

「推定無罪」

これは刑事事件についてはそのとおりですが、こと清廉さが問われる議員においてはその限りではないことは、民主党がこれまでよその党を徹底的に糾弾してきたことからも明らかです

国会議員に良識を求めることは重要ですが、ここはやはり国家公務員倫理法に準じた厳しい制限を国会議員にも設けて、仕組み的に反社会的行為をできないようにすべきではないでしょうか

そうした上で、まずは国会議員のひとりひとりが政治を行っていることを監視する必要性を、今後は真剣に議論する必要があると思います

アメリカでは国会議員になるまでにそうとうな論戦があるといいます
一方的にしゃべりまくるだけの日本と違い、激論で戦わせることで候補者の真価を見極めるのだそうです

なるほど確かにアメリカの議員は一家言あり、自分の意見を裏付ける論拠にも通じているイメージがあります

ところで日本では引退した政治家の子どもが、下積みもなしに政界入りすることも珍しくありません

世襲それ自体が悪いのではありませんが、なんの実績も理念も信条もなく、昨日まで政治とは無縁の会社員生活をしていた人物が政治家を目指すのは違和感が否めません

実績も理念も信条もない人物が政治家になるのを許してきた日本人は、もっと慎重になるとともに一票の価値をみずからに問う姿勢が求められるでしょう

と言っても政治の世界を知るには一朝一夕ではままなりません
私も親の影響で学生の頃からニュースを見続けていますが、ここ数年でなんとか全貌が見えるようになってきたかな?くらいで、まだ場当たり的です

政治を見続けると同時に大事なのは、投票に出向くこと、そして何よりも、投票だけで満足せずにそのあともきちんと監視し続けることです

その候補者が何を目指し、何を理念、信条としているか
きちんと見極めながら貴重な一票を有意義に使ってほしいですね

あまりまとまりませんが、今日は最後にボケて落とすのではなくて、真面目に締めたいと思います

これは私がつねづね思っていることで、国民を代表する政治家が決して錯誤してはならない大原則だと考えるものです



政治家とは青二才でも構わない
だがその心身は清廉でなければならない



2010.9.8

政治色の強い北方領土問題


最近になってようやく北方領土問題の全容が見えてきましたので、まとめがてら報告いたします


さてさて、いきなりですが日本が領土問題を抱えているのは実は北方領土だけではありません
①日露間の北方領土(正確には北方四島か)
②日韓間の竹島(突っ込んで言えば対馬も)
③日中間の尖閣諸島

②については国際司法裁判所へ持ち込めば日本の領土として解決することが見込まれています

歴史認識しかり、韓国政府にはツッコむ気になれないのは私だけ?
まぁそのうち経過が把握できたらまとめてみたいと思いますけど

③についてはさらっと触れますと、
(まぁいつもどおりwikipediaからの拾い上げが主なんですけど)

  1. 日清戦争中から領有(おそらく下関条約)
  2. 太平洋戦争により連合国の管理下
  3. 1952年サンフランシスコ講和条約で領土の処分が決まる
    (他国の領有権はこのときに主張しておく必要があったはず)
  4. 1969-70年国連による海洋調査により石油の埋蔵が確認される
    と同時に台湾が採掘に乗り出す
  5. 1972年沖縄の本土復帰と同時に尖閣諸島も返還されている


この①~③の領土問題の中で、日本政府が唯一、返還姿勢を強固に推進しているのが北方領土の領有権問題です

対するロシアの姿勢はどうか


日本の批判封じる戦術 「対日戦勝記念日」法が成立 (1/2ページ)

ロシアのメドベージェフ大統領は25日までに、日本が第二次大戦の降伏文書に調印した9月2日を事実上の対日戦勝記念日に定める法改正案に署名し、同法は成立した。新記念日の正式名称は「第二次大戦終結の日」。消息筋によると、大統領府は議員らの法案提出に先だって記念日名から「対日戦勝」を外すよう政界を指導し、日本の反発を封じる戦術をとった。日本外務省も表だった批判を抑えている。

以下略

今年に入ってロシアは上記の記事のような法改正を行っています
これは後述する「戦争の終決日」(=「領土の確定日」)をにらんだ布石と見るのが一般的です

では実際の1945年の太平洋戦争中からの経過はどうなっているか、確認しましょう


以下はwikipedia「北方領土問題」の「ソ連の対日参戦」から(斜体の文字が引用。黄色く塗ったのは私の付け足し)
  1. 8月6日広島市への原爆投下
  2. 8月8日 ソ連、(日ソ中立条約の一方的破棄と)対日宣戦布告
  3. 8月9日長崎市への原爆投下
  4. 8月10日 ポツダム宣言の受諾を連合国へ伝達
  5. 8月11日 ソ連、南樺太の国境を侵犯し侵攻
  6. 8月14日 ポツダム宣言の受諾を決定
  7. 8月15日 日本国民に向けて玉音放送
  8. 8月18日~8月31日 ソ連、カムチャツカ半島方面より千島列島に侵入する(占守島の戦い)。以後、得撫島以北の北千島を占領
  9. 8月25日 南樺太を占領
  10. 8月28日~9月 1日 択捉・国後・色丹島を占領
  11. 9月2日 連合国への降伏文書に調印。(一般命令第一号発令。本命令により、千島の日本軍は赤軍極東戦線最高司令官に降伏することが義務付けられた)
  12. 9月3日~9月 5日 赤軍が歯舞群島を占領

戦争の大勢が決してから、ロシアは中立条約を一方的に破棄して宣戦布告をしています
きたない;^^

また、蛇足ながら

wikipedia「太平洋戦争」の「戦争末期」の6段落目から
日本政府は中立条約を結んでいたソビエト連邦による和平仲介に最後の期待を賭してポツダム宣言を黙殺する態度に出た。


説明の補足として、

・日本は玉音放送(8/15)を終戦記念日にしている
・1952年4月28日に結ばれたサンフランシスコ講和条約によれば、降伏文書に調印した1945年9月2日以降も戦争は継続していたことになっている
・ヤルタ会談で、アメリカはロシアに①日ソ中立条約の破棄、②対日参戦、の2つを働きかけていた



以上、事実だけをただつらつらと羅列してみましたが、いかがだったでしょうか
この問題については結論が出ているような気がするのですが、実は政府も態度を決めかねているような気がしてなりません

ただ、政権交代の前後を問わず、鈴木宗男氏が北海道比例ブロックから選出されて国への関与を継続していますので、北海道の人たちは結論を出しているような気がします
(もっとも氏はほかにもいろいろな問題に手をつけているようですが)

しかし行政側、というか官僚側は「四島返還」を強硬に推しているようです


欧州局長人事が波紋 宗男氏は反発

20日発令の外務省人事で、対ロシア政策を担当する欧州局長に、北方領土返還の方法をめぐり自民党時代の鈴木宗男衆院外務委員長と激しく対立した小寺次郎元ロシア課長が昇格したことが波紋を呼んでいる。省内では小寺氏の局長起用は順当で、「領土問題解決に対する岡田克也外相の意気込みの表れではないか」(同省筋)とされているが、鈴木氏は「領土問題が進まないのではないかと心配している」と反発している。

北方領土返還交渉をめぐり、かつて対露外交に影響力を持っていた鈴木氏は「段階的解決論」を主張、ロシア課長だった小寺氏は「一括返還」と反対した。小寺氏は平成13年3月に英国公使を発令されたが、翌4月に就任した田中真紀子外相が「自民党有力議員の意向だ」として、小寺氏を復職させる事態となった。

以下略
2010.8.23 MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100823/plc1008232336012-n1.htm


私は鈴木氏の「段階的解決論」が何を意味するのか分かりかねます
(「段階的返還論」なら分かりますけどねぇ...ってこれが産経のミスリードだったら恐いですけど)

そして「一括返還」を支持します
しかし、方策は何ひとつ思いつきません

例えばロシア人が日本人と似たような民族性だったなら、政治決着を迫ることもできます
(日本人が韓国に「朝鮮王朝儀軌(ぎき)」を『お渡し』したのは、条約に基づくものではありませんでした)
しかしロシア政府に政的圧力をかけることも、ロシア国民の同情を引くことも、日本には不可能でしょう

だから中座した二島返還決着も、実は現実的な観点だったのかなぁと思っています


ここまで読む前に気づいた方もいると思うのですが、北方四島の領土問題について日本の領有権主張は国際的な理解がなかなか得られないんじゃないかなぁって

日ソ中立条約の一方的な破棄に違法性があれば別ですけど、戦争の終決以前の侵略行為じゃないですか

しかもヤルタ会談で乞われて参戦した
(タイミングは最低最悪だったにしろ)

もしくは国境画定に際しては、特別な補償金の形で決着を図ることもありでしょうか
あ、補償金で思い出した

シベリアに抑留された韓国人(当時は日本国籍を有していた人たち)への補償は、ロシアへ請求してほしいと思います

強制抑留と強制労働はロシアがやったんでしょ?
なんで日本が払ってるんだろ

2010.8.29